■会場には二部屋を使い、大きい方の部屋で路面モジュールと16番の組線路、小さい方の部屋でNゲージ本線の運転を行ないました。路面モジュールは40台以上が展開され、通常の複線エンドレスの他、単線往復や単線エンドレス、平面交差などを組み込み、多様な運転が行なわれました。
■複線エンドレスには、分岐モジュールを二台組み込み、一部区間を複々線として運転しました。ATSを組み込んだため追い越しなどは見られませんでしたが、交差部での衝突を避けつつポイントを操作するなど、変化のある運転操作が楽しめました。
■単線モジュールも多数が参加し、エンドレス及び往復運転を行ないました。路地裏、田園風景など、単線ならではの風景が目を惹きました。
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■モジュール上には多数の自作車両も持ち込まれ、作りこまれたモジュールと見事に調和していました。トラムウェイ社の広島電鉄5000形「グリーンムーバー」も早速登場し、半径120mmのカーブを通過することや、DCCの車載デコーダーを載せられるスペースがあることが確認されました。
■単線エンドレスでは、DCCによる二列車交換運転や続行などが行なわれました。Nの路面電車では、車載デコーダーの組み込みが難しい場合もありますが、「路面電車らしい」運転を実現する良い方法と思われます。
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■今回の運転会では、事前に参加モジュール数の確認などを行なわなかったため、出番の無いまま終わってしまった作品もありました。次回は無駄足の無いよう、配置計画を立てて臨みたいところです。
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