■今回の展示は、「玉電100周年記念イベント」の一環として、また2005年12月に行ったイベントの続編として、世田谷区「生活工房」ほかとの共催で行われました。詳しくはこちらをご覧下さい。路面モジュールの展示運転は、人手の都合により毎日にはできませんでしたが、平日も都合がつく日は運転を行いました。ゆったりした雰囲気でご覧頂けたようです。
■期間中の週末は3月3日・4日の一回のみでしたが、多くの方にご来場頂けました。特に、土曜日の夜に、世田谷線沿線を取り上げたテレビ番組が放映され、その中でイベントの開催を取り上げて頂いた事もあって、日曜日は同会場のイベントとしても過去最高の人手となりました。会場内は立錐の余地も無いほどの混雑となり、ご来場の皆様にはご迷惑をお掛け致しました。
■路面モジュールは、前回の作品のほか、さらに数多くの新作を加えて約30台が参加しました。現代の世田谷線、かつての玉川線のそれぞれのテーマ毎に、両端にドッグボーンの折返し線を配して一列に並べ、さらに二子玉川園駅から砧線が分岐する配置としました。世田谷線と玉電のエンドレスにはATSを組み込み、それぞれ4〜6編成の同時走行を行いました。砧線の自動往復運転とあわせ、常時10編成以上がモジュール上を走り回り、ご来場の方には走行を堪能して頂けたかと思います。
■車両も、多くのメンバーの協力により、玉電30形以降の戦後の車両はほぼ全てが揃いました。最新の300形せたまるラッピング車からかつての電動貨車まで、とりどりの電車がモジュールに華を添えました。
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