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編集後記

尾燈の赤いともしび
 
 会報を手に取っていただいた皆様、まことにありがとうございます。

 この路面モジュール規格は今から遡ること数年前、ネコ・パブリッシング社のRM MODELS誌(以下RMM誌と略)の読者と編集部からなる「路面モジュール製作委員会」が主導となり、手軽なモジュールレイアウト規格として誕生しました。
 そしてこの「路面モジュール」の作例が、当時川崎の高津駅高架下にあった東京急行「電車とバスの博物館」(現在は宮崎台に移転)において行われた「RMMフェスタ」で公開されました。
 当時、学生であった私、不肖加山は、RMM誌の読者そしてフェスタの来場者という立場であり、まさか自分が路面モジュールに手を出すとは考えてもみない状態でした。

 その後モジュール参加公募の広告をみた私は、鉄道趣味人として多くの人達と交友を深め、自分の作品を多くの人に見てもらい、また多くの人達と共に愉しみたい・・・・そう思ってこれに応募しました。鉄道趣味が盛んな神奈川県にあって鉄道研究会や同好会に参加しておらず、独立独歩でやってきた私にはこれが大きな転機になったのです。

 雑誌上での特集や連載企画、イベントへの出展を経て、現在多くの方がT-Trak Networkに参加しています、自作車輛でこだわりを極める、自分の世界の構築、競作・・・・形は人それぞれです、そこでは一人では味わえない愉しみや、新たな発見の連続が待っていました、そしてこの経験によって私は鉄道趣味の新たなステップを踏むことが出来たのだと思います。

 今回は縁あって、この会報の編集を担当する事となりました、拙い部分も多々ありましたが、皆さんからのお叱りと激励を今後の励みにしたいと思います。
 お手伝いしていただいた皆様、この場を借りまして御礼申し上げます。
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