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編集後記

尾燈の赤いともしび
 
 会報を手に取っていただいた皆様、まことにありがとうございます。

 さて、今回から紙面を路面モジュールと同サイズのA4判から、ちょうど半分のA5判に変更してみました。内容は変わらず濃い目で参りますのでさらに濃縮された格好ですね(^o^)

 ドッグボーンモジュールはカーブモジュール四台が必要なエンドレスを二台で作れる優れもの、パワーパックも一台で済みます。モジュールを持ち寄る時も細長いスペース(壁際や廊下的な所)に出展する場合とっても有利です。
 ちなみに実物では欧州の多くの都市で軌道線の終点やターミナルにΩ型のループ線という施設があり、片側にしか運転台の無い電車がそのまま方向転換なしで折り返すのに使われています。日本でも戦前に京濱電鐵(現京浜急行電鉄)の大森支線(現在の大森海岸付近とJR大森駅辺りを結んでいた軌道線で、昭和十二年廃止)の大森停車場前駅にループ線がありました。
 皆さんもぜひ作ってみてはどうでしょう?我々としてもドックボーンが増えると助かります(^-^;)

 実物記事「誤解だらけのカールスルーエモデル」は最近話題のLRT(ライトレールシステム)の軌鉄直通運行モデルとして知られるドイツ・カールスルーエ市近郊交通の実態を語っていただいています。
 軌鉄直通運行モデルの正しい認識に迫った実に説得力のあるレポートです、これは新しい都市交通の本質を突いています、近未来のLRTモジュールや本格的欧州型モジュールを考えている人などには必見ですね。

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