上総国薬師如来霊場会中開帳特別記念法要

平成27年4月16日   会場 : 結願寺 観音教寺

 上総国薬師如来霊場会では中開帳(五月八日~六月八日)を実施するに当たり、
平成二十七年四月十六日 結願寺である芝山町の観音教寺本堂にて特別記念法要が行われました。参加人員は七十名。

 午前十一時。
進藤明照師の半鐘の合図で霊場会順に住職たちが入堂、特別記念法要が始まりました。

松崎馨田師の法要宣言。

経頭の渡邊秀雄師の発声でご法楽が開始されました。

 司会進行は会奉行に田中隆鏡副会長。

 上総国薬師如来霊場会中村守正会長導師のもと、
霊場会会員住職出仕により特別記念法要が執り行われました。

 懺悔文・三帰礼文・十善戒・三昧耶戒真言・開経の文・般若心経・光明真言の後、
詠頭の中村隆智師が発声。
ご詠歌(薬師如来、観音教寺)が奉詠された。
ご宝号・普回向で法要を終えました。

 続いて導師である中村会長が「上総国薬師如来霊場会が出来て十七年が経過し、今回で三回目のご開帳になること。
 会長が霊場会に入った経緯を話された。
「秘仏のお薬師様が何十年もご開帳せず、ご開帳の方法も分からなかったが、霊場会の加入で念願のご開帳を果たせたこと。
もう一つは、三十年前に大腸ポリープが肥大し、腸閉塞の状態で大腸を六十センチを切除、そのご癌の転移もなく、元気に過ごせたのは、お薬師さまのお陰なので、会長職を引き受けた。」と挨拶した。
 法要終了宣言 岩瀬弘明師
 本堂前にて参加者全員による、記念撮影

午後、護後摩堂にて記念式典が行われました。

 高野公義師の開会宣言で式典がスタートいたしました。
来賓を代表して新上総三十三観音霊場会庄司斉彦会長。
「兄弟霊場会として互いに頑張りましょう」と挨拶。

 続いて観音教寺の山主である濱名徳永大僧正の挨拶。
薬師霊場会発足の経緯と思い出話が話されました。

 観音教寺の稲垣弘事務局長の乾杯。懇親会が開始。
 中村会計から観音教寺を始め、多くの賀儀について報告。
 会場は司会の田中副会長の軽妙な話術に式典と懇親会が盛り上がりました。

 今後の計画に反映しようと檀信徒から、アンケートを募集、和やかなうちに式典懇親会が進み、鈴木政雲副会長から、中締め終了宣言がり、全てを終了した。

「薬師仏 願へもろびと身の病こころの病 得ざるはなし」
「ありがたや信心癒すのりの寺 るりのくすしも みてのまにまに」